外壁塗装の見積りは業者ごとに全然違う!見積り内容で注目すべき3つのポイント

外壁塗装の見積りは業者ごとに全然違う!見積り内容で注目すべき3つのポイント

外壁塗装の見積りは業者によって大きく異なります。見積り内容で比較する際に重要なのは、塗料の種類や塗装面積、施工方法などの3つのポイントです。この記事では、それぞれのポイントを詳しく解説します。

外壁塗装の見積りは業者ごとに全然違う!見積り内容で注目すべき3つのポイント

外壁塗装を検討している人にとって、「見積もり」は重要なステップです。

 

しかし、見積もりにはどんな内容が記載されているのか、どうやって見積もりを取るのか、どうやって業者を選ぶのかなど、わからないことが多いと思います。

 

そこで、この記事では外壁塗装における見積もりの見方やポイント、おすすめの業者を選ぶコツをご紹介します。

外壁塗装の見積もりにはどんな内容が記載されているのか


外壁塗装の見積もりには、工事内容や工事費用、工期や保証期間などが記載されています。

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

工事内容

工事内容には塗料の種類や塗装面積、下地処理や足場設置などが含まれます。

 

塗料の種類によっては耐久性や防水性などが異なりますし、塗装面積によっては費用が変わります。

 

下地処理や足場設置は工事の品質や安全性に影響します。

 

工事内容は見積書に明確に記載されているかどうかを確認しましょう。

工事費用

工事費用には材料費や人件費、消費税などが含まれます。

 

材料費は塗料の種類や量によって変わりますし、人件費は工事人数や工期によって変わります。

 

工事費用は見積書に内訳が明確に記載されているかどうかを確認しましょう。

工期

工期には工事開始日と完了日が記載されます。

 

工期は天候や作業状況によって変わる可能性がありますが、ある程度の目安として参考にできます。

 

工期は見積書に具体的な日付が記載されているかどうかを確認しましょう。

保証期間

保証期間には塗装品質や塗料性能に関する保証が記載されます。

 

保証期間は業者によってことなりますが、一般的には5年から10年程度です。

 

保証期間中に何か問題が発生した場合、業者が無償で対応してくれることが保証されています。

 

保証期間が見積書に明確に記載されているかどうかを確認しましょう。

外壁塗装の見積もり内容で注目すべき3つのポイント


外壁塗装の見積り内容で比較する際に重要なのは、塗料の種類や塗装面積、施工方法などの3つのポイントです。

 

それぞれ詳しく解説します。

塗料の種類

塗料の種類は、外壁塗装の耐用年数や仕上がりの質感に大きく影響します。

 

一般的には、以下のような塗料があります。

アクリル系塗料
水性で安価で環境に優しいが、耐久性や防汚性に劣る。耐用年数は5~7年程度。
ウレタン系塗料
油性で耐久性や防汚性に優れるが、価格が高く環境負荷が大きい。耐用年数は7~10年程度。
シリコン系塗料
水性で耐久性や防汚性に優れるが、価格が高い。耐用年数は10~15年程度。
フッ素系塗料
水性で最も耐久性や防汚性に優れるが、価格が非常に高い。耐用年数は15~20年程度。

見積り書では、使用する塗料のメーカー名や商品名を確認しましょう。

 

また、同じ種類の塗料でもグレードによって品質や価格がことなります。

 

グレードは一般的にA~Dまでありますが、わかりにくいので業者に確認するのがおすすめです。

塗装面積

塗装面積は、外壁全体の面積と足場を設置する面積に分けられます。

 

外壁全体の面積は、建物の外周部の面積から窓や玄関などを除いたものです。

 

足場を設置する面積は、外壁全体の面積に足場の長さを加えたものです。

 

見積り書では、塗装面積と足場面積が数値で記載されているか確認しましょう。

 

また、塗装面積は坪単位か㎡単位かも確認しましょう。1坪は約3.3㎡です。

施工方法

施工方法は、塗装の工程や手順を指します。一般的には、以下のような工程があります。

足場設置:塗装作業を安全に行うために足場を設置します。
高圧洗浄:外壁の汚れやひび割れを洗い流します。
部分養生:窓や玄関などの塗装しない部分を養生テープやシートで保護します。
下地処理:外壁のひび割れやカビなどの補修を行います。
下塗り:外壁に塗料を初めて塗ります。下地と上塗りの密着性を高めます。
中塗り:下塗りの上に塗料を重ねます。色ムラや塗膜の厚さを調整します。
上塗り:最後に塗料を仕上げます。塗料は中塗りと同じであり、耐久性や防汚性を高めます。
付帯部塗装:破風や軒天などの外壁以外の部分にも塗装します。
諸経費等:足場撤去や廃棄物処理などの費用です。

見積り書では、これらの工程が具体的に記載されているか確認しましょう。

 

とくに、下塗り・中塗り・上塗りは3回塗りが基本なので、省略されていないか注意してください。

外壁塗装の見積もりを取る方法とポイント


見積もりを取る方法は大きく分けて2つあります。

 

ひとつは直接業者に連絡して見積もりを依頼する方法です。

 

もうひとつは「外壁塗装一括見積もりサービス」を利用する方法です。

直接業者に連絡する

直接業者に連絡する場合は、インターネットや電話帳などで探した業者に問い合わせて現地調査を依頼します。

 

現地調査では業者が自宅に来て外壁の状態を確認し、その場で見積書を作成してもらえるのが一般的です。

 

この方法のメリットは、自分の目で業者の対応や誠実さを確かめられること、細かな要望や相談ができることです。

 

一方では「わざわざ自宅まで来てもらった」というもうし訳なさもあり、気が進まないまま契約に進んでしまう場合も少なくありません。

「外壁塗装一括見積もりサービス」を利用する

「外壁塗装一括見積もりサービス」を利用する場合は、インターネット上で登録した情報に基づいて、複数の業者から見積もりを取ることができます。

 

この方法のメリットは、時間や手間をかけずに比較検討できることや、相場感を把握できることです。

 

見積もりを取るポイントは以下の通りです。

 

見積もりは3社以上から取ることが望ましいです。それ以下だと相場感がつかみにくくなります。

 

見積もりは詳細に確認することが大切です。

 

工事内容や工事費用が明確に記載されているか、追加料金や割引条件があるかなどをチェックしましょう。

 

見積もりは安さだけで決めないことが重要です。

 

安い業者は品質やサービスが低い場合があります。

 

信頼できる業者かどうかを判断するために、口コミや実績なども参考にしましょう。

外壁塗装業者を選ぶ方法とおすすめの業者


外壁塗装業者を選ぶ方法は以下の通りです。

見積もりを比較検討する

外壁塗装の見積もりは、業者によって大きくことなることがあります。

 

そのため、一社だけに依頼せずに、複数の業者から見積もりを取ることが基本です。

業者の信頼性や実績を確認する

外壁塗装の見積もりを比較検討するだけでなく、業者の信頼性や実績を確認することも重要です。

 

以下のような方法で、業者の信頼性や実績をチェックしましょう。

業者のホームページや口コミサイトなどで、施工例や評判などをチェックする

業者のホームページや口コミサイトなどでは、業者の施工例や評判などが見られます。

 

施工例では、業者の技術力や仕上がりの品質などを確認できます。

 

評判では、業者の対応やアフターサービスなどを確認できます。

 

ホームページや口コミサイトだけでなく、実際に施工したお客様の声や写真なども参考にしましょう。

業者とのコミュニケーションも大切にする

外壁塗装は、長期的に家を守るための重要な工事です。

 

そのため、業者とのコミュニケーションも大切です。

 

現地調査や見積もりの説明などで、業者の対応や誠実さなどを感じ取りましょう。

 

業者が丁寧に説明してくれるかどうか、質問に答えてくれるかどうか、納得できるかどうかなどをチェックしましょう。

 

また、契約前には必ず「契約書」や「見積書」などの書類をしっかりと確認しましょう。

おすすめは「外壁塗装一括見積もりサービス」に登録している業者


「外壁塗装一括見積もりサービス」に登録している業者は、厳しい審査を通過した優良業者です。

 

その中から自分に合った業者を選ぶことができます。

 

「外壁塗装一括見積もりサービス」に登録していない業者でも、地元で評判の良い業者や、知人や友人から紹介された業者などは信頼できる可能性が高いです。

 

ただし、見積もりや契約時には注意深く確認することが必要です。

まとめ

外壁塗装業者を選ぶ方法は、大きく分けて3つになります。

  1. 見積もりを比較検討すること
  2. 業者の信頼性や実績を確認すること
  3. 業者とのコミュニケーションを取ること

なかでも、「見積もりを比較検討すること」は工事の出来栄えを決定する重要なステップとなります。

 

一社だけの見積もりでは相場がつかめませんので、少なくとも三社の見積書を取り寄せてみることをおすすめします。

 

見積書に記載された内容を注意深く確認して、すぐに契約に移らないことが大切です。

 

外壁塗装業は決して安い工事ではありませんので、慎重に判断して信頼できる業者にお願いするようにしましょう。