福岡県で外壁塗装に利用できる補助金や助成金を紹介!お得に外壁工事をしよう

福岡県で外壁塗装に利用できる補助金や助成金があることをご存知ですか?

 

市町村によって条件や金額が異なりますが、工事費用の一部を給付してくれる制度があります。

 

この記事では、福岡県の市町村ごとの補助金や助成金の概要や申請方法を詳しく紹介します。

 

外壁塗装はまとまった費用がかかるので、補助金や助成金を活用してお得に工事をしましょう。

 

福岡県全体で利用できる補助金


福岡県では、「既存住宅流通・多世代居住リノベーション推進事業」という制度があります。

 

この制度は、既存住宅の購入やリノベーションを行う方に対して補助金を交付するものです。

 

この制度の対象者は以下の通りです。

【若年世帯】 配偶者との年齢の合計が80歳以下となる世帯
【子育て世帯】 同居者に18歳未満の者又は妊娠している者がいる世帯
【同居予定親世帯】 若年世帯又は子育て世帯と同居予定の親世帯

この制度では、外壁塗装も対象工事に含まれており、県内事業者に発注することが条件となっています。

 

工事費用は30万円以上。

 

ただし、性能向上の証明が必要です。

 

つまり、外壁塗装前後で耐久性や防水性などが改善されたことを示す書類が必要となります。

 

この制度の補助金額は以下の通りです。

 

非常にわかりにくいため、福岡県担当部局の担当者に確認されることをおすすめします。

  1. 子育て対応改修:工事価格の3分の1(上限25万円)
  2. 新しい生活様式対応改修:工事価格の3分の1(上限15万円)※①と②の工事は両方必須工事です
  3. )高齢化対応改修(加算):工事価格の3分の1(上限15万円)

また、申請方法は以下の通りです。

  1. リノベーション業者と契約する前に、福岡県担当部署に申請書類を提出する
  2. 審査結果が通知されたら、リノベーション業者と契約する
  3. リノベーション工事が完了したら、工事完了報告書類を提出する
  4. 補助金が交付される

福岡県の市町村別補助金・助成金


福岡県内の市町村でも、外壁塗装に利用できる補助金や助成金があります。

 

以下の表は、市町村ごとの補助金が受けられる事業をまとめました。

 

ただし、補助金が受けられる条件は年度途中であっても変更される可能性があります。

 

詳細については、必ず各市町村のホームページでご確認ください。

 

市町村名 制度名 補助額 対象工事費
朝倉市 あさ暮らし住宅リフォーム補助金交付事業 工事費用の10%(上限30万円) 10万円以上
飯塚市 飯塚市定住促進住宅改修補助金制度 工事費用の10%(上限8万円) 8万円以上
大木町 大木町住宅改修補助制度

工事費用の10%(上限10万円)
※子育て世帯20%(上限20万円)

10万円以上
久留米市 久留米市住宅リフォーム助成事業 工事費用の50%(上限10万円) 10万円以上
桂川町 桂川町住宅改修事業 工事費用の10%(上限10万円) 10万円以上
筑紫野市 経済対策事業住宅改修工事補助金 工事費用の10%(上限10万円) 10万円以上
筑前町 筑前町住宅リフォーム補助金交付事業 工事費用の10%(上限10万円) 30万円以上
那珂川市 住宅改修工事費補助金制度 工事費用の10%(上限10万円) 10万円以上
福智町 住宅改修工事(リフォーム)補助事業 工事費用の10%(上限10万円) -
宮若市 宮若市住宅等改修補助金 工事費用の10%(上限10万円) 10万円以上
八女市 住宅改修事業補助金制度 工事費用の10%(上限10万円) 10万円以上

補助金の申請方法について


福岡県の市町村において、補助金申請の一般的な流れを説明します。

 

補助金の種類や内容によってことなりますが、以下のような手順が一般的です。

補助金の募集要項や交付要綱を確認する

まずは、あなた自身が補助金を受けられるかどうか確認しなければいけません。

 

外壁工事は補助金の対象から外れている自治体も少なくないため、丁寧に確認してください。

 

補助金について詳しくは、市町村のホームページに掲載されています。

 

また、市町村が発行する広報誌にも掲載されている場合が多いです。

 

いずれにしても、補助金は申請しなければ受けられません。

 

お得に外壁工事をするためにも、まずは自分の力で調べてみてください。

事前相談を行う

自治体の窓口に相談にいくと、記載方法や添付書類などを教えてもらえます。

 

また、事前に相談することで追加で必要な工事のアドバイスがもらえたりします。

 

たとえば、補助金を受けるために必要な「塗料」の種類などが該当します。

 

事前相談は必須ではありませんが、円滑な手続きのためにおすすめします。

申請書類を作成する

まずは、申請書類を作成します。

 

書類に記載する内容は、住所や氏名、連絡先などのほか、以下のような情報を記入しなければいけません。

  • 工事内容(具体的に記載する)
  • 工事予定金額(見積もり金額で良い)
  • 予定工事期間(期限までに終えること)
  • 滞納の有無について行政が調査する同意書など

また、必要に応じて以下のような添付資料が必要です。

  • 見積もり内訳書
  • 住宅位置・配置図
  • 改修箇所の図面
  • 工事着工前の写真

記載内容や添付書類について、わからない場合は市町村担当者に相談されることをおすすめします。

申請書類を提出する

申請書類は、市町村の担当部署で入手できます。

 

また、市町村のホームページで「補助金に関するページ」からダウンロードできる場合も多いです。

 

書類はPDFまたはワード形式で用意されており、プリントアウトして記入するかワードファイルに入力します。

 

必要事項を記入したら、市町村の担当部署に持参するか郵送で受け付けてもらえます。

審査を受ける

提出された書類をもとに、補助金の交付可否や交付額の審査がおこなわれます。

 

審査には一定期間がかかるため、業者とは工事の開始時期などについて相談しておくことをおすすめします。

交付通知を受ける

審査結果が通知され、審査に通った場合は、補助金の交付決定通知書が送られてきます。

 

工事完了後は報告書の提出が必要であり、同封されている場合が多いです。

契約を締結する

補助金の交付決定通知書を受け取ったら、補助金交付契約書を作成し、署名捺印します。

 

契約書の様式は市町村によってことなりますが、補助金を受け取るための「口座番号」を記入する必要があります。

 

書類が用意できたら、担当窓口に提出します。

工事を始める

補助金交付契約書に基づいて、対象となる工事を始めます。

 

工事が完了する期間が定められていますので、必ず終えることを業者に確認してください。

 

万が一期間内に工事が終えられなかった場合は、補助金を返還しなければいけない場合もあります。

実績報告を行う

対象工事が終わったら、実績報告書や領収書などを作成して提出します。

 

実績報告は、補助金の種類や内容によって必要な書類や提出期限がことなります。

 

工事の内容や期間が適正であったかの審査がおこなわれ、問題なければ補助金が支出されます。

補助金を受け取る

実績報告が認められたら、補助金が振り込まれます。

 

補助金の支払い方法は、一括で指定した口座に振り込まれる場合が多いです。

 

補助金を受けるには手間と時間がかかりますが、工事の内容が条件に当てはまるなら活用すべきです。

補助金を申請する際の注意点


補助金を申請する際には、以下の注意点について確認しておいてください。

  • 補助金の申請は、工事に着手する前に行う必要があります。工事が完了してからでは申請できません。
  • 補助金の対象となる工事は、性能向上の証明が必要なものがあります。例えば、外壁塗装は、塗り替え前後で耐久性や防水性などが改善されたことを示す書類が必要です。
  • 補助金の予算は限られており、先着順で交付されます。予算がなくなった場合は、申請が受理されません。
  • 補助金の交付には審査があります。審査に通らなかった場合は、補助金を受けられません。
  • 補助金の交付後は、工事完了報告書や領収書などの書類を提出する必要があります。
  • 補助金の交付後は、一定期間内に住宅を売却したり、他人に貸したりすることができません。

必要な書類や提出時期については、事業期間の途中で変更になる場合があります。

 

書類の受け取りや提出の際に担当窓口で確認したり、各市町村のホームページをこまめにチェックすることをおすすめします。

補助金の支給にあたってよくある質問

Q1. 外壁塗装に助成金が適用される条件は何ですか?

A1. 助成金の対象となる工事は、遮熱塗料や高反射率塗料を用いた外壁塗装です。

 

また、申請者や建物、施工業者や施工金額などにも条件があります。

 

詳しくは各市町村のホームページや問い合わせ先をご確認ください。

Q2. 助成金の申請はいつまでに行わなければなりませんか?

A2. 助成金の申請は、工事に着手する前に行う必要があります。

 

申請期限は各市町村によって異なりますが、一般的には工事開始の2週間前などと定められています。

 

予算がなくなった場合は、申請が受理されませんので、早めに準備をしましょう。

Q3. 助成金の交付後は、何か注意すべきことはありますか?

A3. 助成金の交付後は、工事完了報告書や領収書などの書類を提出する必要があります。

 

また、一定期間内に住宅を売却したり、他人に貸したりすることができません。

 

違反した場合は、助成金の返還を求められることがあります。

福岡県で外壁塗装に利用できる補助金や助成金を紹介!お得に外壁工事をしようまとめ

この記事では、福岡県で外壁塗装に利用できる補助金や助成金の情報を市町村ごとにまとめました。

 

各市町村の条件や金額・申請方法などを確認して、補助金や助成金を受けられるかどうかをチェックしてください。

 

正直いって、補助金を受けるには手間も時間もかかります。

 

しかし、外壁工事は高額であるため少しでも助成してもらえるのは本当にありがたいことなのです。

 

少しの手間で外壁塗装の費用を節約するチャンスですので、ぜひ市町村窓口で問い合わせてみてください。